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SAT(Special Airborne Troops(Team)) GULL部隊
 

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 GULL&SAT(Special Airborne Troops(Team)) GULL部隊


【Gullとはなにか】
1:マーティン・マリエッタ社(MM社)が開発した民生用スポーツソアラー。一般的にも普及しており、この名はスポーツ用の無動力グライダーとして知られている。
2:MM社がミスリルから依頼を受け、作成した機体。その過程で「民生型Gull」と呼ばれる機体(=民生用スポーツソアラー)をも作ったが、それをさらに転用して軍事目的の機体が作成された。

【形状】
 「Gull」=「カモメ」から愛称(ペットネーム)を取ったように、飛行している様子は 実に優雅な印象を与えている。ゆるいV字型のブーメランを思わせる機体形状は、遠目には「大きく翼を広げた鳥」のようにも見える。
 この形状は、「無尾翼型全翼機」に近似している。
 近似としているのは、翼端についたウンクグレットに見える部分が「連動ラダー差動エベロン」として機能する為、厳密に「無尾翼」ではないからである。
 この形状は比較的にレーダー反射断面が少ない事があるが、民生型から軍事転用される際に、ボディーラインのシェイプと機体構造素材のリファインがされ、よりステルス性が増した。

【機体、特性】
 基本的にはモーターグライダーである。一応ながら自力で離陸可能ではあるが、動力飛行だけでは1時間程度の飛翔時間である。理想を言えば、適当なウエイポイントまで曳航しての運用が望ましい。
 上空の条件が良ければソアリングで相当の高度(8000m以上)まで上がる事も可能であり、航続距離もパイロットの腕次第で大幅に伸ばす事も可能である。(但し与圧されていないので、酸素マスク、ボンベを装着時のみ)
 また、当然にソアリング時にはエンジンをカットしている為に完全に無音である。

 降着装置は民生用は風防のついた固定式、軍事用は電動式引きこみ脚で共に尾輪式。
 無人機は発進時に切り離し式の台座に載せて発進、着陸時は接地個所が多少強化された胴体での胴体着陸である。

 搭乗姿勢は少し変わっていて、WW2時ドイツの迎撃クライダーで採用していた伏臥姿勢で、1人乗り。
 基本的には単座であるが、モーターソアラーに限っては、キャノピーを取り外して2人乗りとするレイアウトも可能である。
 キャノピーを取り外した場合はロールバーを取りつけ、着陸時等の地上での転倒時に頭上を保護する。
搭乗姿勢参考図
紫線:保持ベルト
赤点:搭乗服、ベルト結束部
黄点:機体固定ハーネス
緑点:ステップ
黒丸:スティック
廃線:ロールバー位置

上:1人の場合の姿勢
下:2人の場合の姿勢

【動力、機体バリエーション】
 又、民生型グライダーでは、当所無動力のみであったが、軍事型で搭載している消音効果の高いダクデッドファン式動力(レシプロエンジン)を積んだ形の有人機のバリエーションもある。
 調達価格が遥かにヘリコプターよりも遥かに安価であり、飛行速度も固定翼らしからぬ低速飛行が可能である。
 上記の点は高圧線、パイプライン点検などにヘリコプターを使用している潜在的購買層への大きなアピールになっている。

 目下のバリエーションとしては、大まかに以下の4種

 無動力ソアラー(民生型)
 ダクデッドファンモーターソアラー(民生型)
 無人偵察機(GPSプログラム、リモコン兼用型)
 ステルスダクデットファンモーターソアラー

【ステルス性】
 軍事型は形状的に元々ステルス性が高いが、更にレーダー吸収剤を塗装しステルス性を上げた。
 消音効果の高いダクデッドファンを採用し、エンジンも消音にきを配った工夫が施されたこの機は、近接哨戒機としては非常に有効なアレンジとも言える。
 ミスリルでは、有人型のステルスダクデットファンモターソアラーのバリエーションを索敵哨戒偵察機として使われている。

【装備、軍事型Gullの販売について】
 本来ミスリルからの仕様で開発されたGullであるが、各国軍へ軍事型Gullのオファーも行っている。
 輸出、販売用の軍事型Gullは基本的に、ミスリルで仕様される事を前提にした装備はオプションとなっている。
 販売用軍事型Gullからは、以下の装備を一部を除いてオフセットするかオプションとしている。

◎折りたたみ翼の採用
 潜水艦の狭い格納庫を有効に利用する為に、主翼は大きく2段に折りたたみが可能、ウイングレットも一応折りたたみ可で、結果3箇所で折りたたむ事が可能で、収納は非常にコンパクトになる。

 販売用軍事型Gullに付いては、無人機を除いて陸上基地での運用を前提として要る為にオプションである。
 翼を折りたたむ構造を無くす事で、翼構造が簡素化される為にメンテナンス性、調達価格、重量的(結果的に性能面でも)にも有利になる事は明白である。
 ミスリルでも、訓練等の基地での運用のみのに限り、折りたたみ構造の無い機体も採用している。

◎カタパルトの使用を可能にする、脚の構造
 →引きこみ式アレスティングギアの装着
 カタパルト発進の為に大型のタイヤを装着。
 ワイヤーフックを脚に装着した。
 カタパルト発進方法は、尾輪式である為に使い捨てのワイヤーを使う全時代的方法である。
 しかし、カタパルト発進が必要な高過重状態での発進が、任務の性格上あまり必要でないためにそれほど問題となっていない。

 アレスティングギア(フック)は通常では必要としない。高過重時の保険としての「緊急時用」である。
 販売用軍事型Gullに付いては、必要としている販売先が無いと思われる為に完全にオフセットとしている。

◎高負荷対応の降着装置
 アレスティングギア使用での着陸も可能にする為に、かなりの高過重対応の降着装置とした。
 結果ではあるが、カタパルト発進の為に大型のタイヤを装着した事と合間って悪路の対応力は非常に高い。

 販売用軍事型Gullに付いては、使用要求に「整備状態の悪い滑走路での運用」がある場合にオプションとしている。

◎2箇所のハードポイントの追加
 翼下は、着陸脚が短いためにホトンド余裕が無く翼の上であるので、取りつけられる装備は限定されるものの、元々エンジン出力にそれほど余裕が無いので大きな物が積める訳ではない。
 フュリー時の増槽タンクや、各種偵察機器等を追加装備として機の任務幅を広げる為として考えれば戦闘を主眼に置いた機体でないので十分とも言える。
 但し、最新のスマート弾頭にあるような小型軽量で且つ少量で戦果を上げられる対地兵器のディスペンサーを装備すれば、COIN機としても充分に通用する。

 販売用軍事型Gullに付いては、ミスリル型Gullの優位性を保つ為に暫くの間はオフセットとしている。
 ミスリル型Gullが大幅に強化されるか、ミスリルの優位性を大きく損なわれる心配が無いと判断された場合には、オプションとして対応する予定。

◎エベロン、フラッペロン等、操縦翼面の大型化、前翼スラットの採用
 これによって軽快な運動性と高いSTOL性を獲得した。

◎緊急出力用の固形燃料ロケットの装備
 高過重状態で自力発進が困難な場合や、攻撃回避時に一時的に高推力が必要な場合に使用するために、小型の固形燃料ロケットの装着が可能となった。
 燃焼時間や瞬間推力に応じて、ロケットは色分けされるようである。

ミスリルバージョンGullのスペック
名称 型式 Gull SMS−M
通称 Gull(ガル)
DATA
サイズ 全長 4.2m
全幅 12.6m
全高 1.5m(飛翔時1.2m)
重量 自重 250kg
最大離陸重量 380kg
速度 巡航速度(モーター使用時) 180km/h
禁止速度 600km/h
航続距離 200Km(全て動力使用時)
実用高度 6000m以上(動力使用時)
乗員 1名(キャノピー撤去時2名)
装備
固定装備 無し
翼ハードポイント装備
装備個所 装備種別 最大装備数
片翼
装備名称 装備状況
(本体側右)
ハードポイント 非戦闘装備 1機 10gl増槽
1機 投下式貨物ケース
支援偵察装備 1機 レーザー誘導ポット
1機 赤外線シーカーポット
1機 ECM、ESCポット
1機 偵察カメラポット
対空自衛装備 1機 7.2ミリガンポット
1機 スティンガー改発射機
(携帯用発射チューブを航空用に改造)
対地支援装備 1機
(4発)
SADARM誘導弾ディスペンサー
その他
操縦系の主な計器のレイアウト
多目的液晶ディスプレイ
ディスプレイモードセレクタ
入力用ハットスイッチ
エンジン、吸排気圧力、回転計(アナログ
油温、水温、機体温度、機外温度計(アナログ
エンジンエマージンランプ
TEMPエマージンランプ
ジャイロコンパス
バッテリーインジケーター
10 右スティック(固定)
11 スティック位置調整ツマミ
12 グリップセーフティー
(手が離れると自動で水平状態OR自動航行モードへ以降する)
13 機体コントロールハットスイッチ
(所謂、スティックと同じ働きをする)
14 飛行モードセレクター(火器セーフティー解除の場合、火器セレクター)
15 HP切り離し、及び作動スイッチ
(HPへの装備した物によって意味合いが変化する、機銃、ミサイル系統の場合の発射はトリガー)
16 姿勢計(降下率、高度、旋回率)
17 速度計(対地速度、対気速度、失速アラーム)
18 左スティック(固定)
19 グリップセーフティー(火器威力行使時)、緊急出力セーフティーOFFの場合握りこむとロケット点火
19横 緊急出力ロケット点火セーフティー
20 スロットル(公転式プロペラ、自動ピッチ調整)
21 トリガーセーフティー及びトリガー
22 降着ギヤ関係作動スイッチ、主脚、アレスティングギア、ブレーキ
23 チャフ、フレアディスペンサー作動スイッチ
24 予備スイッチ
25 エンジン始動スイッチ(スロットル位置にてロック)
26 予備パネル
27 外部電算装置用入力バス
(パットのような物を繋いで、メンテナンスする場合、ミッションパラメータ入力の場合使用)
28 ヘルメットディスプレイへプラグ
29 酸素ボンベプラグ
30 機体インジケーター
31 電装計インジケーター
32 レーダー警戒センサーインジケーター
33 無線装置
34 ハーネス固定アンカー

 SAT(Special Airborne Troops(Team))

 正式名称はSAT(スペシャル・エアボーン・トロープス(チーム):特殊空挺戦隊)であるが、好んでGullを使用する為に「GULL部隊」の通りが良い。
 
 前面の攻撃的な航空力の行使には別チームが有る。
 このチームは単機、若しくは少数機で、敵戦力に近接し、偵察哨戒、潜入撹乱を行う。
 単純な攻撃力でなく、隠密性が必要な搦め手の作戦に主に投入される。
 また、攻撃的作戦実行時には、観測機、小型電子戦機として作戦実行をフォローする。

 任務の性格上Gullが非常に都合の良い機体である為に多用され、一般兵卒レベルを通り越し士官レベルでさえGULL部隊で通るような状況である。
 実際には、チームに配属されるメンバーは種種の航空機操縦に精通し、多種の航空機を的確に運用し任務を遂行する。
 「固定翼、回転翼、大型、小型、レシプロ、ジェット、飛ぶものは拘らず使う。使わないのは月ロケットくらいなものだ」というセリフがチームの整備班から出たらしいが、部隊の性格を的確に現している。
 多機種の整備に関わる整備班も実に優秀な人材であろうが、ぼやきたくような状況であろう事は簡単に想像出来る。

 本来は、ルーンで付けられるコールサインも「音の響が悪く無い」のも手伝い、ミスリル内部でも例外的に「GULL(ガル)」に通し番号となっている。
 乗る機体のナンバーと混乱し易いので、一般的にはこういったネーミングはしないものであるが、「乗機ナンバー」=「コールサイン」で通して要る為に特に「整備班に不評」である以外は問題がないようだ。
 整備班の場合「GULL6-機体シリアルナンバー」というふうに機体番号を登録し処理している。
(実際の機体登録は定かでない、ココでも整備班が貧乏籤を引くことになった)

 コールサインは、部隊名の「ガル」と個々にあてられた数字を合わせたもの。
 基本は、3人で1チームを組み、その単位で行動する。
 部隊長は0ナンバーをもらうが、その後は順不同。能力順ではない。
 現在は0から14までおり、5チームつくられている。

 チームは数字の少ない順に3人ずつ。(ガル0、1、2でワンチーム、3、4、5でワンチーム)




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