キャラクター・舞台設定、ストーリーの方向性が確立したら、いよいよ執筆作業へと入ります。
その執筆手順について、オーソドックスな手法、最も注意すべき観点を説明します。
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<プロットについて>
プロットとは、その作品がどのように展開し、登場人物達がどう動き、最終的にどういう結末を迎えるのかを簡潔に記した「作品の台本」のことです。
必ずしも必要というわけでもありませんが、よほど慣れた方でない限り、書いているうちにストーリーに埋没してしまい、書くべきテーマを見失ってしまう危険性があります。
上記の理由から、プロットはできる限り作成される事をお奨めします。
<基本的な書き方について>
上記で述べましたが、インターネット上には「現実世界では原稿を読んですらもらえない」という特殊な執筆方法が流布しております。
それはインターネットの特殊性の上で成り立っている、特殊な執筆方法でありますが、「ORACULAR-WINGS」では原則的に現実世界で通用する基準を定めさせていただいております。
その基準についての詳細は、以下の創作学習室ページ内、「書き方講座 基本編」をご覧ください。
『書き方講座 基本編』(創作学習室内)
<注意するべき作者の主観>
「ORACULAR-WINGS」はシェアードストーリーです。
※シェアードストーリーとは、『ある共通の世界を一つ打ち建て、その世界を参加者全員で共有していく投稿作品形態』という意味で定義した作品形態であり、これを「シェアードワールドノベル」、略してシェアードストーリーやシェアードと呼称することもあります。『SS』と略す場合もありますが、一般的なインターネットにおける『SS』とは意味合いが多少違ってきますのでご注意ください。
そのシェアードストーリー上、私達が最も危惧する物は、「各作家様方自身のキャラクターの暴走」であります。
特に「作品」と「自分」とを分けて考えるという事に慣れておられない、初心者の方にはある程度仕方のない事ではありますが、『自分の作成したキャラクターを、他の参加者が作成したキャラクターに比較して圧倒的に見せよう』という感情が働く傾向がある方もおられるようです。
そういった場合、各作家同志のキャラクターの能力の釣り上げ競争といった事体にも発展しかねませんし、また、「ORACULAR-WINGS」運営委員会としては、そのような事体は「ORACULAR-WINGS」の存在理由と対極にあるものと認識しております。
その点をご了承いただき、常に自覚・自重なされますよう、お願い致します。
オリジナルキャラクターも普通の人間なのです。