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 ■斎京高校生徒会始末記■   


 時刻は放課後。
 生徒会長の叶瑞葉(かのう みずは)はデスクの前に腰掛けていた。
 艶やかに長く伸びた黒髪を先で一つにまとめ、やや大人びた落ち着いた感じの細面。全体を覆う柔らかさの中に、意志の強さを示すようなやや濃い目の眉がぴりっとした一味の女生徒である。
 CPUの端末やプリンター、コピー機にファイルがそこいらに転がる生徒会室は、むしろオフィスと言った方がしっくりくるような実務的なたたずまいを呈している。その部屋の中央に6つのデスクが向い合せに並び、そこに横向きにくっ付いた7つ目のデスクが瑞葉の席だ。
「あら。今日もまた随分と来てるわね」
 瑞葉はデスクを前におどけるように言って肩を小さくすくめた。
 綺麗に整理された瑞葉のデスクにはA4の書類が何枚も重ねられている。放課後までに先生方や他の生徒会員、生徒達が積んで行った物だ。瑞葉の決済待ちの書類である。
 瑞葉の通う私立斎京学園は創立13周年、ここ数年は人気のあるデザインの制服と生徒自治の徹底によって名を知られている。
 それは良い。だが、生徒自治を建前に怠慢の味を覚えた教師陣のせいで、ここ斎京学園の生徒会の仕事は他校に比べてひどく激務であった。クラブの予算割や終業式等の学校行事の仕切りならまだしも、そのプログラムや実際の運行まで一任されている学校は日本でも少数であろう。生徒自治から教師主導への権限移行に運動の重点を置く生徒会などは、果たしてここ斎京高校ただ一校かもしれない。
 その激務が形になった物が、今、瑞葉の目の前のデスクに積まれている物だ。
 ――また、6時半コースね。
 瑞葉はざっと推量した。6時半は閉校の時間である。
 瑞葉は右手を水平に伸ばして横にずらし、左手を折り曲げて右手の肘の辺りを挟み込み締め上げた。4、5回と締め付け、左右を入れ替え、同じように締める。仕上げに、瑞葉は両手を組んで前に伸ばし、手の平を手前にかざしてぎゅっと締めた。
 3つ呼吸して、瑞葉は手を解く。首を何度か鳴らしてデスクに向かい合った。
 まず、瑞葉は1枚目に目を通した。
『野球部の部費の追加要求』
 と、あった。
 内容を読むと、野球部が試合に行く際の遠征費用が足りないので部費の前借りをお願いしたい、との事である。
 却下。
 即座に判断がついた。部費の追加要求は却下するのが生徒会の原則である。
 だが、そこで瑞葉はふと考え込む顔になった。
 読むと今月はグラブやキャッチャーのプロテクター等の損傷が重なったらしい。試合でも必需品だけに買い換えないわけにもいかないだろう。瑞葉も見た事があるが、野球部は斎京高校創立以来の備品を大事に手入れして使っていた。それが損傷したと言う事は、単純に寿命が重なったのだと思う。野球部も遠征前に災難だと同情した。 
 それに、生徒会の「町内清掃活動」等の活動の際に、何時も嫌な顔一つせずに率先して人員を割いてくれるのも野球部である。言うなれば、生徒会は野球部に対して義理があるのだ。
 何度も紙面を読み返し、瑞葉は愛用の飾り気の無い無骨なシャーペンを片手に小さく息を吐く。
 予算の面なら問題なく出す事が出来る。今月も色々と切り詰めたので、今までの積み立て分と合せると予算の方では問題はなくなるのだ。
 問題はその口実である。
 いかに義理があろうと、生徒会としては野球部だけを優遇しているように見せる訳にはいかない。他のクラブとて部費のやりくりでは何処も苦労している。もし、表向きに野球部の部費追加要求を受けると、一斉に他のクラブが騒ぎ立てて収拾がつかなくなるのは目に見えていた。そして、全部のクラブの水増しを受け付けられるほどの余裕は流石に無い。
 あちらを立てればこちらが立たず。
 瑞葉は今、ちょっとした板挟みに晒されていた。
 さて、どうしたものか。瑞葉が思案顔で書類を見ていると、ふとドアが開かれた。
 小柄な男子生徒と女生徒だ。
「こんにちわーっす、瑞葉先輩」
 眼鏡をかけた人の良さそうな男子生徒が、落ち着いた声と共に頭を下げた。生徒会会計の桂光明(かつら みつあき)、2年生である。
「こんにちわ、叶先輩」
 そう言って、女生徒がしとやかに頭を下げた。生徒会員では無いが、瑞葉の一つ年下の友人の才堂紅葉(さいどう くれは)である。茶色がかった長い髪が、小柄で控えめな雰囲気の紅葉に良く似合っていた。
「こんにちわ、2人とも」
 書類から顔を上げ、瑞葉は2人に微笑みかけた。
「相変わらず早いですね」
「三年だからね。教室が近いだけよ」
 瑞葉は笑って紅葉に答えた。生徒会室は校舎の3階の端、瑞葉の教室から一番に近い位置にある。
「他のみんなはどうしたんです?」
「さくらは部活。黒崎君と三島さんは外回りね」
 副会長二人と書記の動きを、瑞葉はざっと桂に言った。
「他の子はそれぞれに部活や外回りかな。内勤はこっちで何とかすると言っといたから」
「それは良いですけど。これはこれで結構に量ですよ」
 桂が瑞葉のデスクを横目に呆れ顔で言った。
「ん。大丈夫。調べ物とかは無さそうだからね、なんて事は無いわ」
「で、また6時半コースですか」
「そうなるかな。ま、いつもの事よ」
 シャーペンを片手に、けろりとした顔で瑞葉は言った。プリントをまとめ、とんとんとその端を叩いて揃える。
「だからって、皆をして外回りさせなくても良いのに」
「まだ暇な時期だからね。今の内に外回りに慣れてもらいたいのよ。内勤はどうせまた、後で嫌って程にする事になるしね。ま、そう言う事」
「で、1人でやっていると言う訳ですか、今」
 桂が肩を落し、処置なしと言わんばかりに息を一つ落した。
「ん? 1人じゃないわよ」
「え?」
「今、3人になったもの」
 端を揃えたプリントをデスクに置き、瑞葉はゆっくりと顔をあげて笑顔を見せた。
 桂がきょとんとした顔をした。そしてすぐに目を僅かに見張って小さく頷くと、その口元に緩むような苦笑を浮かべた。
「急ぎの物はこれですね」
 付き合いの長い紅葉はさっさと瑞葉の傍らに立ち、デスクからプリントを抜き取っている。
「あ、俺も」
 桂も慌てて傍にやってきた。
「はい。それじゃあ、お願いするわね」
 と、プリントを手渡す手がふと止まった。
 桂が瑞葉を見て怪訝な顔をした。
「そうそう。ちょっと煮詰まってたのよ。少し相談に乗ってくれない、2人とも」
 そう言って、瑞葉は2人の前にプリントを広げた。
「野球部の遠征費用分の前借り要求。部費の追加申請ですね」
「そうなの。私としては認めてあげたいと思ってるんだけど。桂君、会計としてのあなたの意見を聞かせてくれない?」
「はい、分りました。却下ですね」
 桂が即答した。
「ううん。予算残ってないの?」
「予算は残ってますよ。先月からの積み立て分が結構ありますからね」
「じゃあ」
「駄目ですよ。認めるのは簡単ですけど後が大変ですからね。これを認めると、他のクラブも騒ぎ出します。どこもやりくりで苦労してますからね」 
 そこで一息を吐き、桂が瑞葉を正面から見返した。
「生徒会が特定の部を特別視している。そんな噂上がると予算会議の時に収拾ががつかなくなりますよ。すいませんが、この名目では会計として部費の追加を認めることは出来ません」
「そこを何とか曲げてくれないかな。町内清掃活動とかで野球部には生徒会も借りがあるし」
「だめです」
 桂がきっぱりと否を言った。
 いかにも押しに弱そうな柔和な見かけの桂だが、その骨は意外なほどに硬い。
「そっか」
「すいません。融通が利かなくて……」
「ううん。気にしないで。無理を言ってるのは私の方。あなたが気に病む事は無いわ」
 ちょっとうなだれた桂に、瑞葉は口元を緩めて言った。
 桂が顔を上げ、ほっとしたような顔を見せた。この辺りがこの少年の人の良い所だ。
「備品の再提供と言う形ならどうでしょう?」
 黙ってプリントを読み込んでいた紅葉がすっと顔を挙げ、言った。
「再提供?」
「ええ。新しく買い直した備品って、元々は創学の際に学校から提供された物ですよね」
「そうね。もう、13年かそこらは使い続けてるわ」
「じゃあ、そんなに長い間大事に使ってくれたんですから、学校側で再提供すると言う形で代金を肩代りすると言う名目を作ったらどうですか。これで遠征分位の部費は浮くと思うんですけど」
 控えめに目を伏せ、紅葉が遠慮がちに言った。
 瑞葉はじっとその意見を聞いていた。そして、そんな紅葉を見てちらりと眉を細める。
 正直、やや強引に過ぎるが良い考えだと思った。この位なら通せない無理ではないと判断した。
「どう思う、桂君」
 それでも、瑞葉は思案気な桂に水を向けた。
「ううん、そうですね。ちょっと苦しいけど出来ない事は無いと思いますよ」
「そっか。うん、それなら良いわね」
「ただ……」
 桂が妙に歯切れ悪い。
「茶道同好会の事なら気にしなくても良いわよ」
 瑞葉はずばりと言った。
 桂がはっとして瑞葉を見返してきた。
「また、備品の茶具が壊れたと言ってるんでしょう?」
「そ、そうです」
「やっぱり。確かに良い口実になるわね。野球部の備品は良くて、どうして自分たちは駄目なのか。そうきつく言われたら、無理を通してる分こっちに分が悪いもの」
「全くです。あそこの部長はただでさえ押しが強いですからね」
 桂がしみじみと言った。会計2ヶ月目にして、随分と揉まれてきた様である。
 茶道同好会は通称「お茶部」と呼ばれ、その主な活動内容は茶道ではなく部室で飲んで喰ってだべるの三拍子を専門にしている。無論お菓子代などは部費によって賄われる。その為か部費の獲得には異様な情熱を燃やしており、幹部クラスが揃って押しが強いのが特徴だ。最近は頭の回る参謀役が控えているらしく、部費請求の手口に狡猾さが加わり会計の桂の頭痛の種となっている。
「さて、どうする桂君。私としては野球部には義理があるから、多少の無理でも押し通したいと思うんだけど」
「う、ううん。ですけど……」
 桂がちょっとうろたえた様子で目を伏せ、歯切れ悪く答えた。
 野球部を認め、もしその後の茶道同好会の要求を押し切られてしまったら収拾がつかなくなる。会計としては苦しい所だろう。
「お茶部には私が話をつけるわ。だから、そっちの事は心配しなくても良いわよ」
 一拍の間を置き、瑞葉はふわりと言葉を投げかけた。
 桂がはっとして顔を上げた。
「だ、駄目ですよ。部費の交渉は会計の俺の仕事です。瑞葉さんには瑞葉さんの仕事があるじゃないですか」
「でも、これは私の我侭だからね。やっぱ、私が片をつけて来るのが本筋でしょ」
「いいえ。これは俺の仕事です。待ってて下さい、今から野球部と茶道同好会に話をつけてきます!」
 桂がいきりたった。
 どうやら桂の骨の固い所を刺激したらしく、すっかりと熱くなっている。やはり線は細くとも男の子だ。 「でも、お茶部の方は大丈夫? あそこは強敵よ」
「大丈夫ですよ。備品を十年以上大事に使っていた野球部と、ほんの半年で駄目にしたお茶部です。その辺りの論法で押し切って見せます」
 桂が真っ直ぐに瑞葉を見返し、言い切った。
 そう思い切った事で知恵も度胸も沸いて来たようである。気合も入っている。瑞葉は大丈夫と見て取った。
「ありがと。それじゃあ、あなたに全部任せるわ」
 瑞葉は頼もしげに桂を見やった。
「はい! 任せてくださいよ、瑞葉先輩!!」
 桂がすっかり張り切って、その胸を張った。
 そして、会計のファイルを引っつかんで小脇に抱えるや、
「それじゃあ、いって来ます!」
 と、飛ぶように生徒会室から飛び出していった。元気だ。
「行ってらっしゃい」
 走り去る桂の背中に声を投げかけ、瑞葉は一つ息を吐いた。
 まずは一つ仕事が片付いた。
「悪党」
 と、不意にずけりとした言葉が投げかけられた。
 心無い一言をくれたのは、傍らで控えめな沈黙を保っていた紅葉である。
 にやりと、下品ではないがとても上品といえない笑みがその唇に浮かんでいた。
「いきなり随分な言い草ね、紅葉」
 瑞葉は憮然と紅葉に体を向けた。
「上手く誘導したわね。人の良い少年を」
 紅葉が呆れたように、だが笑った目で瑞葉を見た。
「人聞きの悪い」
「いや、真面目に感心してんのよ。良くもまあ、こんだけ自分の思う事を他人の口から言わせられるもんだってね」
「なんか、私が随分と悪どい人間のように聞こえるんだけど?」
「うん。だから、さっきから言ってるじゃない。悪党って。タヌキと言い換えても良いわよ」
 紅葉がしれっとした顔で言った。この辺りがこの娘の人の悪い所だ。
 瑞葉は額を押さえ、しばし沈黙。多少の自覚はあるのだ。
「ん、やっぱ図星?」
「うるさいわね。少なくとも、あんたにだけは言われたくないわ」
「何でよ。私はこっちじゃ良い一生徒よ」
「ふうん、そう。でも、あんた。私が知らないとでも思ってるの?」
 瑞葉は紅葉に微笑みかけた。怖い笑顔だ。
「何の事かしら?」
 紅葉がすっとぼけた。
 だが、その口元が微かに引きつるのを付き合いの長い瑞葉は見逃さなかった。
「あんた。最近、お茶部に出入りしてるんだってね」
「え? それはその、何というかな」
「お菓子に釣られたのね」
 瑞葉は冷たく紅葉を見据えた。
「おかしいとは思ってたのよ。最近、お茶部の手口がやたらと巧妙になってたから。やっぱ、あんたが裏で知恵つけて回ってたんでしょ?」
「な、何の証拠が?」
「兄さんがね。あんたがお茶部の子と親しくしている所を良く見掛ける、って言ってたのが一つ。それに……」
 言葉を切り、瑞葉はにこりと紅葉を見た。
「あんたが何の打算も無く、あのタイミングでうちの方針に口挟む訳無いでしょ。何かあるってすぐに分ったわ」
「っちゃあ、ミスったわね。やっぱ分る?」
「そりゃね。伊達にあんたみたいなのと友人付き合いしてないわよ」
 一息置き、瑞葉はしみじみと言った。
「しかし、本当に油断も隙も無いわね、あんたって子は」
「きっちりとそれを見抜いてくれた、あんたがそれを言う?」
「お互い様か」
「ま、そう言う事」
 瑞葉は紅葉と向かい合い、互いに苦笑を一つ交換した。
「でも、桂君の反応の早さは意外だったわね。この2ヶ月で随分と見違えたわ。来た時は、あんなに頼りなかったのにね」
「男子3日あわざればすなわち括目してこれを見よ、ってね。何か桂君も自分なりに思う事が有ったんだと思うわ。切っ掛け一つあれば、男の子が伸びるのって本当に一瞬だもの」
 瑞葉は年上っぽく背を反らし、格言混じりに言った。
 育て親の祖母の影響で日常会話にやたらと格言や名言が混ざる傾向が瑞葉には有る。
「でも本当。桂君、何が切っ掛けでうちの会計に来てくれたのかしら」
 瑞葉はシャーペンを片手にふと思案顔を作った。
 紅葉がたちまちに呆れ顔になった。妙な生き物を見る目で瑞葉を見る。
「あんた。それ、本気で言ってる?」
「何よいきなり。分んない事を言う子ね」
 瑞葉は怪訝と紅葉を見返した。
「だから、桂君の事よ。切っ掛けの事。もう2ヶ月も一緒に仕事してて、本当に何かぴんと来る物とか無い?」
「ああ、そう言えば。思い当たる節があるわね」
「うんうん。ほら、有るでしょ」
 紅葉が身を乗り出してきた。
「桂君って凄く計算が速いのよ。昔、算盤やってたんだって。忙しい時とか凄く助かるのよね、本当。そうね、自分の適性に目覚めた、ってのが切っ掛けかしら」
 瑞葉ははたと手を打った。
「……もう良いわ。ごめん。あんたには一生、縁の無い話題だったわね」
「紅葉さん。何かしら、その可哀想な生き物を見る目は?」
「べっつに〜」
 紅葉がそっぽを向いた。
「ま、それはそれとして、今からお茶しない。私、喉渇いちゃった」
 と、たちまちに振り向いて紅葉が笑顔を向けた。その手には何時の間にか、生徒会所蔵のチョコチップクッキーの袋が握られている。
 邪気のない子供そのものな笑顔を向けてくる紅葉に、瑞葉は小さく肩をすくめた。
「ったく。お茶部に続いて、今度はうち? 節操ないわね、あんたって子は」
「駄目?」
 クッキーの袋を両手に、紅葉が上目遣いでこちらを見やった。
「ふぅ」
 瑞葉は小さく息を吐き、微苦笑した。
「ま、良いわ。あんたのお陰で厄介な問題が一つ片付いたのは確かだしね」
 紅葉の顔に覿面に喜色が満ち満ちた。
「やった、ラッキー! お茶部、今月の部費使い切っちゃったんで、しばらくお茶会無かったのよね」
「あんた、何しに学校きてんのよ」
 律儀にカップを並べ、ティーカップを準備しながら、瑞葉は肩をすくめて呆れ顔だ。
「お菓子」
 クッキーの袋を開けながら、紅葉は上機嫌に即答した。
「はいはい。それじゃあ、お茶終ったらちゃきちゃき仕事よ。あんたにもきっちり働いてもらうわ」
「は〜い」
 と、紅葉は生返事を返した。
 やれやれと苦笑しつつ、瑞葉はカップにお湯を注ぎ、デスクに紅茶とシュガースティックを並べた。
「それじゃお茶しよ、お茶」
 紅葉が早速にクッキーを頬張った。この娘は何時も実質の3倍は美味しそうに食べてくれる。
 ――ま、たまにはこんなのも良いかな。
 デスクにはまだ仕事を残し、心から倖せそうな友人と共に放課後のティータイム。
 肘をついて眺めていた瑞葉だが、ふっと口元を緩め素直に楽しむことにした。
「ほら。袋を1人で抱え込まないで、私にも少し回しなさい」
 今日も今日とて、こうして斎京高校生徒会の放課後は過ぎ去っていく。
 今日も良い天気だ。



 ■後書■
 こんちゃーっす、久々の柳生です。
 いや、こっちに投稿するのは本当に久し振りです。今回はSSと言うには少し短いですがリハビリがてらに書き上げてみました。フルメタキャラが出てないので心苦しいですが、その内に生徒会繋がりでかなめや林水閣下と絡ませていきたいと思っています。
 投稿する物では初の日常物なんで、ちょっと拙い部分は有りますがその辺りは今後の課題と言うことで精進しようと思います。
 それでは、ここまで読んで頂いて有難うございました。また次の機会にお会いしましょう。  ではでは〜。


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