吸血大殲共通世界観

 ここでは、吸血大殲に参加するに当たっての具体的な世界観を説明しています。
 いくつもの作品を組み合わせているため、『この設定ではこの作品の設定がおかしくなるではないか』という声もあるでしょうが、各作品への全ての設定を追及していくと、それぞれの共通認識がバラバラになってしまうため、下記の設定を基本とさせてもらいます。
 ご了承くださいませ。
 なお、下記の設定を一読されれば分かっていただけると思いますが、設定の基本的な部分として『ヘルシング』の設定を採用しております。よって、この吸血大殲での吸血鬼の継嗣は、『ウィルス』等の伝染病説ではなく、一種の魔術回路が関わってくる『呪い』に近いものとさせていただきます。

T  吸血鬼は大別して二種類の存在(真祖とそれ以外の吸血種)があるものとする。
 ロードヴァンパイアというのはある一定以上の力を持った吸血主全体に対する呼称であり、その吸血種が真祖であろうとなかろうとあまり関係はない。
U  吸血による継嗣は、母体となったヴァンパイアの能力の高低に多分に影響を受けるものとする。
V  吸血鬼として、実体で耐光耐性を持つ種族は『真祖』のみであるとする。



 吸血鬼に噛まれた場合

 ここでは、吸血鬼に噛まれた場合の状況を、吸血大殲の共通世界観に則ってフローチャートにしています。作品を書く場合に参考にしてください。
 また、どんな場合にも『例外』はつきものですの。よって、『ご都合主義』や『作家にとって都合の良いもの』でない限り、例外的なものも認めます。
(例1:血を送りこまれた場合に『直死の魔眼』で『血を殺』し、吸血鬼化を免れる)
(例2:ミレニアムが関わった吸血鬼が起こした事件では、童貞・処女でも喰屍鬼となる)
(例3:石仮面によって誕生した吸血鬼に吸血されたものは、唯一の例外なく喰屍鬼となる)

A 吸血鬼に噛まれた
 @輸血(その他の処置)が間に合った   →Bに
 A間に合わずに死亡状態に        →Cに
 B噛まれた際に相手の血液を送りこまれた →Dに
 輸血(その他の処置)が間に合った場合
 T:その吸血鬼との血盟が強い場合  →ヴェドゴニア
 U:その吸血鬼との血盟が弱い場合  →そのまま人間として生き続けられる
 処置が間に合わずに死亡状態に
 T:非童貞・非処女の場合  喰屍鬼へ
 U:童貞・処女の場合
  ・噛まれた相手が真祖の場合  →死徒、もしくはそれに準ずる存在へ
  ・噛まれた相手が他の吸血鬼の場合  →死者、もしくは通常の吸血種へ
 噛まれた際に相手の血液を送りこまれた
 T:噛まれた相手が真祖の場合  →死亡状態にならずとも死徒へ。ただし、この場合C‐Uの場合よりも血盟は強い。
 U:噛まれた相手がその他の吸血鬼の場合  →死亡状態にならずとも吸血種へ。ただし、この場合の血盟はC‐Uの場合とそう変わりはない。



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