BTとウィスパードについて |
本文から |
考えられる事 |
BT自体は、それまでの理論、技術形態から発展分岐出来うる類の技術形態からは独立した存在である。 |
これは、既存技術の発展応用から進化していく技術とは大きくかけ離れた”非常識”なものである事は、作中でも語られている部分である。
多分にその応用技術は多岐に渡る分野で使用されている(っと作者後書に)書かれているようであるが、現実的な思考の人間からみると”反則技”でもある。
ASなどがその例として上げられると思われる。 |
BTは、作中実世界では、それなりの分野で浸透、一般化している類の物もある。 |
ウィスパードである事可能性を判別する判定方法(ミラー統計法)がある。
その詳しい内容については、現時点で不明。 |
どういった統計法であるのはが書かれていないため、に実にあいまいであるが、一応の判定基準は存在する。
この点に付いては、所詮は今だ原作に書かれていない上での想定ではあるが、以下のようなことも考えられる。
客観的な要素、条件からの判断で特定出来るのであれば、特にそれに該当する人間を知るのに、全く外部の人間であっても不思議ではない。
その場合は、ウィスパード自体になにかしらの共通する要素という物が有ると考えられる。
何かしらのペーパーテストで判定している場合であれば、想定されるウィスパードの人数が極小なのであるから、出来うる限り大人数を受けさせる必要がある。少なくとも、街頭アンケートの類などでは厳しいのではないだろうか。
そうなると、全国統一で同一の問題を公然と受けさせても不信を抱かれない物が理想となる(IQテスト等)
この場合は、施行者が公認で有る、無いに関わらず、その情報は特定の組織の物になる。
といったような推察は可能であるが、結局の所詳細は不明である。 |
ミラー統計法の結果は「ウィスパードである確率〇%」という書式になる。 |
ミラー統計法は、それなりに判断材料として使える。
パーセント表記で、陰陽表記でない事から、確実では無い。
共通する要素があっても、ウィスパードであるとは限らないし、全く要素の無いウィスパードも有り得ると言う事なのか、今だ原作中では語られていない。 |
千鳥かなめは、ミラー統計法の結果、ウィスパードである確率が95%であった。 |
ウィスパードは先天的素養である。 |
原作中に、人口ウィスパードは登場していない。
現実世界では、IQの高い精子と卵子を人工的に配合し、人口天才を作る実験はそれなりの成功を収めてはいるが、DNA的な問題がウィスパードの条件なのかは現時点では不明。
もしも遺伝子的な問題であれば、千鳥かなめの妹も非常に高い確率でウィスパードの素養を持ち得る事になる筈であるが、そういった描写は、原作中されていない。 |
BTの入手にはウィスパードが必要。 |
BT入手は非常に大きな利権に直結する可能性もあるので、ウィスパードの存在を認知している国家、組織はかなりの力を入れて活動している事と思われる。
BMGでの「千鳥かなめ拉致」を目論んだソ連の組織などはその端的な例であろう。 |
ウィスパードは、その潜在的な人数を合わせても非常に少数である。 |
ウィスパードの一個人から得られる情報は、個体差がある。 |
その時に実現可能な情報であるかどうかは全く解らない。 当然、BTを入手しながらも、それを有効に使えない組織も存在すると思われる。
実際は、この情報の内容の差異が、ウィスパードの”入手”を激化させる原因の一つとなっているだろう。 |
ウィスパードの存在を知る各国、組織は、ウィスパードを確保しようとしている。 |
アマルガムには、ウィスパードが存在している。ミスリルには、テッサ・テスタロッサがウィスパードとして現在所属、バニ・モラウタは死亡。 |
これは、現時点でミスリルにはLDの開発作製能力が無い事を端的に示している。 |
テッサ・テスタロッサは、LDの根幹自体に対しては製作可能なほどの知識を持ち合わせていない。 |
BMGでミスリルに保護された少女は、ウィスパードの可能性は高いのではないかと思われるが、本文では断言はされていない。
同時に、ウィスパードであったとして、どういったBTに対しての知識を有するのかも不明である。 |
千鳥かなめは、ウィスパードである。 |
DBD時点では、完全に覚醒しているようでは無い。
この時点では、どう言ったBTに関して覚醒するか不明である。 |
「ささやき」とは何であるかは不明 |
何かしら危険な存在である事と、それによって知識がもたらされる事以外は原作中からは読み取れない。 |
「ささやき」を利用して、新たな知識を入手する事は可能である。 |
「ささやき」の利用は精神崩壊に直結する場合がある。 |
上の点の纏め
結論として言えば、原作中でほとんど何も説明されていない部分である。
ストーリーの根幹であるのだか、原作者でないこの身にとっては、最大の謎(秘密)である。
原作中では、BTを手に入れるほとんど唯一の存在である。それゆえにその保護(拉致)に対して多少の強引な手法を用いる場合がある。
合法、非合法を問わず、多少強引(比人道的)な手段を用いても、ウィスパードの入手(拉致、保護)をするだけの価値がある。
ウィスパード自体の個体数は非常に少ない。
現時点で、ミスリルでは、LDを作製、発展させる事が出来るウィスパードは存在しない。
アマルガム側には最低でも1名以上のウィスパードが存在し、LD技術に対しての知識を有している可能性が高い。 |