ORACULAR‐WINGS■
 ■クラウド・アイアンハート■    <第6話>


※このSSに出て来るオリキャラは、全て作家さんの許可を取っていないものと考えてください。



 彼の名前はクラウド=アイアンハート。

 宇宙最高の知能と戦闘力を持つ、超絶完璧な超美青年。
(チェックポイント175「もはやワンパターンな書き出し」)

 クラウドは屋上で一人、空を見ていた。その姿は、とても絵になった。
(チェックポイント176「しつこくナルチシズムに走る」)

「ふっ、たまには戦士にも休息は必要なのさ」

 クラウドはそう言うと、目を閉じた。

「どうしたの、クラウド?」

 突然声をかけられて、クラウドは目を開いた。

 そこには、才堂、恵那、エアリスがいた。
(チェックポイント177「だから死んだんじゃないのか」)

「どうした、お前たち」

 クラウドは男でも頬を染めるような笑みを浮かべた。

 当然クラウドにときめき、頬を染める女性3人。
(チェックポイント178「当然とまで言い切る」)

「別に用事は無いんだけど、クラウド君に会いたくて……」

「うん、あなたの側にいないと落ち着かないの」

「ダーリン……隣、いい?」
(チェックポイント179「どれが誰のセリフか分からない」)
(チェックポイント180「ダーリンって、何だ」)

 クラウドが女3人をはべらしていると、突然無線機が鳴った。
(チェックポイント181「ハーレムかい」)

 ピー、ピー、ピー
(チェックポイント182「気の抜けるような効果音」)

 だがクラウドは、それを無視した。

 わざわざ自分が出る事も無いと判断したからだ。
(チェックポイント183「兵隊なのに、組織を無視して独善的に判断する」)

「どうしたの、クラウド?」

「いや、なんでもない」

 そう言って、彼は微笑した。
(チェックポイント184「十分に『なんでもある』」)



 どかああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん
(チェックポイント185「あか○り的な技法」)

 突然爆発した。
(チェックポイント186「いつ、どこで、何が」)

「ちっ」 クラウドは舌打ちすると、女3人をかばった。
(チェックポイント187「何から」)

「ありがとう、クラウド君」

「助かったわ」

「大好きよ」

 口々に礼を述べる女どもを下がらせ、クラウドは背中の剣を抜いた。
(チェックポイント188「銃刀法って知ってますか」)

 ASが犯人だった。
(チェックポイント189「何の」)

「うおーーーー」
(チェックポイント190「緊迫感の欠片も無い叫び声」)

 クラウドは雄叫びをあげると、地を蹴って跳んだ。

「とうっ」

 クラウドのキックがASの頭部に命中する。
(チェックポイント191「垂直跳び8m前後」)

「お前はすでに、死んでいる」

 どかーん。

 ASは爆発してバラバラになった。
(チェックポイント192「死兆星は見えますか?」)

 クラウドは素手だと言うのに次々にASを一撃で破壊して行く。
(チェックポイント193「何のために刀を抜いた」)
(チェックポイント194「ガンダムファイターか、貴様は」)
(チェックポイント195「違うなら十傑集か九大天王だろう」)
(チェックポイント196「素手でAS破壊についてはもはやどうでもよくなってきた」)

 だが、ラムダドライバを搭載したASが来た。
(チェックポイント197「もはやラムダドライバ搭載型が『ちょっと強いザコ扱い』」)

「しかたがない……。出ろぉぉぉ、バハムートォォォォォっ」

 クラウドが指をパチンと鳴らすと、バハムートがどこからともなく現れた。
(チェックポイント198「この勝負どうなると思いますか解説のストーカーさん」)
(チェックポイント199「あの機体はどこから出て来たんですか解説のストーカーさん」)

「とう」

 クラウドはジャンプしてコクピットへ飛び乗った。
(チェックポイント200「そのジャンプ力の秘密を教えてください」)

「いくぞ、ザコども」

 クラウドはバハムートを操作して、次々に搭載型ASを破壊する。

 敵は障壁で抵抗しているが、バハムートのパンチは紙のように障壁を貫く。
(チェックポイント201「やっぱりザコ扱いですか搭載型」)
(チェックポイント202「パンチでも貫ける障壁ってなんだ」)

 かくして十秒とかからず、搭載型は全滅した。
(チェックポイント203「10秒ですかそうですか神速で動けるんですね」)
(チェックポイント204「もしくはDI○様のように時が止めれるんですか」)

「ザコめ」 クラウドは鼻で笑うと、ため息をついた。

 敵は、それを待っていた。

 どがぁっ

 強烈な衝撃とともに、バハムートの左腕が切り落とされた。

 そして胴体に衝撃が走り、バハムートは吹き飛ばされる。

「ふははははははっ、油断したなクラウド」

 ルーグに乗った瞬だった。
(チェックポイント205「どこから湧いて出た」)
(チェックポイント206「瞬も前回死んだはずでは」)
(チェックポイント207「ルーグまで持ち出しているし」)

 その攻撃は威力が高く、バハムートは動かなくなった。

 ガチャガチャと手足を動かすが、バハムートは反応しない。

「くそっ、うごけ」

 必死に操作するクラウド。

「無駄だ、無駄。貴様のASの心臓は止まっておるわ」
(チェックポイント208「心臓かい」)

 勝ち誇ったように瞬が言う。

「さて、トドメをさしてやる」

 瞬は倒れて動けないバハムートを攻撃する。

 ガツン、ガツン、ガツン

 ルーグの剣が装甲を叩き、びしびしとヒビが入る。

「くそっ、動いてくれ。動かなければ、俺の女たちが殺されてしまう!」
(チェックポイント209「瞬の目的が何か分からないのに決めつけるのか」)
(チェックポイント210「俺の女って……」)

 クラウドのつよい思いは、ラムダドライバを作動させた。

 ズルリ。

 ラムダ・ドライバの力によって、切り落とされた手が再び生える。
(チェックポイント211「ラムダドライバを何だと思っている」)
(チェックポイント212「と言うか、ラムダドライバの万能化ですこれは」)

「なんだと!?」

 驚き隙を見せたルーグを、バハムートはタックルして組み伏せた。

 そして『うおおおおおぉぉぉぉんっ!』と咆哮すると、バハムートはルーグを捕食しだす。
(チェックポイント213「シンクロ率400%」)

 しばらくすると食事の音も聞こえなくなり、辺りは静かになった。
(チェックポイント214「食事かい」)
(チェックポイント215「ASって歯とか胃とか腸とかがあるんですね知りませんでした」)
(チェックポイント216「結局あのASの群れと瞬はなんだったんだ」)
(チェックポイント217「ちなみに戦場となったここはどこなんですか」)

「ふぅ」

 ため息をつくと、クラウドはコクピットから出た。
(チェックポイント218「なんだ、サルベージしなくてもよかったんですか」)

「「「クラウドッ」」」

 クラウドの姿を見つけて、女三人が声をかける。

 クラウドは笑顔でそれに答えた。



 クラウドは、バハムートの整備をしていた。
(チェックポイント219「いつ、どこで」)

 彼は整備の手を止めると、自分の相棒を見上げた。

 バハムートを通して、にっくきセフィロスの顔が思い出される。

「セフィロス・・・待っていろ。俺が瞬のカタキを取ってやる」

 クラウドは強く決意して、そう言った。
(チェックポイント220「瞬を食べたのはクラウドの機体」)



 
後書き

 SSを書くのは大変なのですが、やっぱり僕の作品は素晴らしいですね。
(チェックポイント221「勘違いは留まらず」)

 死んだキャラクターもちゃんと生きてますし、欠点などありません。
(チェックポイント222「死んだキャラクターが生きてるって、どういう状態だ」)
(チェックポイント223「欠点だらけで愉しすぎます」)

 オリキャラを使ってやったβと柳生は、ちゃんと感謝して自分のSSにクラウドを出すように。
(チェックポイント224「傲慢過ぎ」)

 特に見せ場を作ってやったβ、死ぬほど感謝しろよ。
(チェックポイント225「食われるのが見せ場かい」)
(チェックポイント226「死ぬほど恨みます」)

 それでは、次回のSSへ皆さん期待してください。
(チェックポイント227「嫌なベクトルで期待大」)


 
おわり
(チェックポイント228「だから描写が足りないんだってば」)
(チェックポイント229「他作品から露骨にパクリまくり」)
(チェックポイント230「どんどん傲慢になっていく作者に期待大」)




こんちわ〜。鉄心蔵人の6話をお届けしました切腹。
 嫌がってもだめです。あなたはこれを読まなければいけません。
 ……というような意味不明なネタは置いといて。
 ダメダメSS『クラウド・アイアンハート』の6話が完成しました。
 衝動的に書いたんですけど、何と言うか……アレな感じです。
 それにしてもこの企画、このまま続けても『だめなSSをけなすだけの企画』に成り果てそうです。
 チャットで泥皇殿が仰っていたように、何か新しいことをするべきかもしれません。
 まあ、それは置いといて。
 とりあえずこういうSSは悪い教師にして、皆様自分のSSの腕を上げてください。

 異常、違う。以上、βでした。


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